日記 論理と言語

- 論理と言語は違う。論理学では、「かつ、そして」はand、「または」はorだが、日常言語では違う。例えば(Wikiから例をひくなら)、

「コーヒーと紅茶がお選び頂けます」

という日本語に対して、

「じゃあ、両方で」

という人はまずいない。それは、その日本語が「コーヒーか紅茶がお選び頂けます」という意味だと分かっているからだ。「と」を使うなら、「コーヒーと紅茶から一つがお選び頂けます」と言わなければならない。上のような日本語に対して、"You can choose coffee and tea."とすると、"Then, both, please."と言われてしまうことになる。
 元々、論理学では、andは論理積といって、コーヒーと紅茶でいうなら、両方を選ぶ場合のことしか言うことができない。orは論理和で、コーヒーか紅茶のどちらか一方かその両方をも指す。しかし、日常言語でandは、どちらか一方の場合があり得るし、orは、両方を指すことはない。
- 「ランチサービスのコーヒーとケーキ」と言う場合、「『ランチサービスのコーヒー』と『ケーキ』」なのか「『ランチサービスのコーヒー』と『ランチサービスのケーキ』」なのかを、英語でははっきりさせなければならない。この文脈では、日本人なら「ランチサービスの」は両方にかかっていると推測することができるが、文化背景を知らない人でも理解できるように書かなければならないのが、言語というものなのである。これは、英語にするなら、"the coffee and cake of the lunch service"で、theで名詞をまとめることで、両方にかかっていくことを表せる。theをつけられない状況の場合は、both coffee and cakeとしなければならない。coffeeもcakeもserviceも基本的には、集合名詞なので、限定されない場合、aはつかず単数扱いするが、数えたい場合は、a cup of coffee; a piece[slice] of cake, a Christmass cake; an airmail serviceとか言う。形容詞的なものが前につくと数えられるようになる傾向がある集合名詞もある。最初の例文の前者の方だったら、"the coffee of the lunch service and cake"である。日本語では、「ランチサービスのコーヒーと、単品でケーキ」というより仕方がない。
- そういや今朝は、全国の美脚鑑賞ファンに衝撃が走ったな。高島アナ~~~。
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by tut_ankh_amen | 2010-08-24 13:33 | 日記


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